九州本土から南南西に492km離れた、奄美群島のほぼ中央に位置する徳之島。奄美大島・沖縄島・西表島とともに、世界自然遺産にも登録されています。
自然豊かな場所から生まれたクラフトドリンク「徳之島ジンジャーエール」が編集部に届いたので、じっくり味わってみることにしました。
こだわり素材の徳之島ジンジャーエール
「徳之島ジンジャーエール」に使われている生姜は、徳之島町旭ヶ丘で畑を営んでいる久保さんの生姜のみ。無農薬・無肥料で、土の栄養をたっぷり吸って育った生姜は、中身がギュッと詰まって辛味が強いのが特徴なんだそう。
また気候と地形に恵まれた徳之島は、奄美群島の中で最も高いサトウキビ生産量を誇っています。そのため、砂糖も徳之島産のものを使用。黒糖のみで作るとその風味が勝ちすぎてしまうため、上白糖に精製する前のざらめ糖とブレンドするなど、徹底的なこだわりが感じられます。
実際に口に含むと、生姜の辛味が力強く、でもふわ〜っと口の中に広がっていくよう。あとから黒糖の甘みがじんわり広がってきて、これがまた美味しい!
じっくり味わっていると、複雑な風味が重なっているような……と思っていたら、生姜と黒糖の風味を引き立てる6種類のスパイスもブレンドされているんだとか。とくに島唐辛子が辛味のポイントになっているそうです。
飲めば飲むほどいい素材にこだわっていることが伝わってくるから、舌が肥えた大人にこそふさわしいジンジャーエールだと思います。
お土産やふるさと納税にも
ちなみに「徳之島ジンジャーエール」を作っているのは、徳之島の伊仙町にある「徳之島ゲストハウスみち」。2020年の開業直前にコロナ禍が始まってしまい、だったら島民の方に利用してもらえるようにしようとゲストハウス内でスパイスカレーのカフェをオープン。そのカフェのメニューとしてジンジャーエールを作ったのが始まりです。
初めはカフェでの提供のみでしたが、当時の伊仙町ふるさと納税の担当者さんからのお誘いで製品化、販売がスタートしたんだそう。コロナ禍が収束し、島外からもお客様が来られるようになった現在は、旅のお土産として人気を集めています。
ストレートではもちろん、炭酸水で割ってみても爽やかで最高に美味しかったです!
ほかにもビールと合わせてシャンディガフにしたり、ウィスキーやラムと割ってカクテルに仕上げるなど大人のアレンジも愉しめるので、食にこだわりがある、お酒好きの友人への特別なお土産に選んでみてはいかがでしょう。もちろん徳之島までなかなか行けないという方は、ふるさと納税の返礼品として選ぶのもオススメ。
生姜効果で体がポカポカ温まるから、秋冬の夜のお供にも。ぜひ、徳之島の素材が織りなすハーモニーをゆっくり味わってみてください。
商品詳細
徳之島ゲストハウスみち「徳之島ジンジャーエール」
価格:3000円(200ml×6本入り/税込)
販売場所:店頭・通販・ふるさと納税
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参考リンク:徳之島ゲストハウスみち、ふるさと納税
執筆・撮影:編集部
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