ここ数年、毎夏ブームになっているかき氷。新宿の「京王プラザホテル」3階の<カクテル&ティーラウンジ>では、バーテンダー・佐藤賢一さんが考案したかき氷を堪能することができます。
カクテルのように計算された味の変化と、ホテルラウンジらしい高級感が詰まった大人のための贅沢かき氷2種を試食させていただきました。佐藤さんにも考案のこだわりをお伺いしたので、その魅力をレポートしたいと思います。
バーテンダー発想の“大人のかき氷”
まずご紹介するのは「バーテンダーが贈る贅沢なマンゴーのかき氷~2種類のふわふわエスプーマとラム酒香るシロップ~」。
氷の上には2種類のエスプーマ(ヨーグルト&マンゴー)がたっぷり。隠し味としてレモン果汁をプラスすることで、夏らしい爽やかさを実現しているそう。甘くて濃厚なマンゴー果肉とも相性抜群です。
実は氷にも秘密があって、バーテンダー御用達のしっかりした氷とふわふわの氷と2つの食感を重ねているのがこだわりなんだとか。また、食べているときに不思議と水っぽさがなく、氷自体にもコクがあるような……と感じていたのですが、なんとノンアルコールの白ワインを使うことで、芳醇な香りと深みもプラスしているそうです。
ショットグラスで添えられているのは「ダークラムが香るカラメルシロップ」。こだわりの自家製のカラメルとアルコールを飛ばしたラム酒を合わせたシロップをかけると、濃厚な甘さと奥深い香りが広がって一気に大人の雰囲気に!
スイーツではありますが、まるでカクテルをたしなむかのような愉しみを感じさせてくれるかき氷は、大人の方にこそ召し上がって頂きたい逸品です。
まろやかでみずみずしい“大人のかき氷”
もうひとつ、期間限定で登場しているのは「桃とロイヤルミルクティーのかき氷」。こちらも2種類のエスプーマ(桃とクリームチーズ&ロイヤルミルクティー)がふわりと飾られ、見た目にも華やかです。
桃は瑞々しく味が出にくいことから、外をコンポートするなど桃の味を出す工夫が施されているそう。また、紅茶の風味が強すぎたり弱すぎたりしないよう、何度も試行錯誤を重ねたんだとか。
内側には、アールグレイ香るロイヤルミルクティーのふわふわ氷が隠れています。桃・ロイヤルミルクティー・クリームチーズがひとつになって織りなす優しい甘さにうっとり。
また、カクテルの「コスモポリタン」をイメージしたシロップはノンアルコールの白ワイン、マーマレード、クランベリーなどを使っているそう。
全体的に甘めの仕上がりですが、甘酸っぱいシロップをかければ表情が一変。甘さが引き締まって、最後まで飽きずにペロリと完食できます。1回で2度美味しい逸品でした。
バーテンダーのこだわりをかき氷で堪能
“都心のホテルラウンジ”という落ち着いた空間の中でいただく、バーテンダー・佐藤さんのこだわりがたっぷり詰まったかき氷は、夏の終わりを彩るのに相応しい ”大人のかき氷” でした。
ぜひ、カクテルを愉しむ気分でじっくり味わってみてください。
バーテンダー・佐藤賢一 プロフィール
1988年に京王プラザホテルに入社。1992年にバーテンダー資格を取得し、スカイラウンジ<オーロラ>や<カクテル&ティーラウンジ>など数多くのバー・ラウンジで経験を積み、カクテルコンペティションに出場するなどバーテンダーとして腕を磨く。2010年にはマスターバーテンダー資格を取得。黄綬褒章を受章した渡辺一也らと共にバー・ラウンジを支え続ける、京王プラザホテルが誇るバーテンダーの一人。
詳細情報
「バーテンダーが贈る贅沢なマンゴーのかき氷~2種類のふわふわエスプーマとラム酒香るシロップ~」
「桃とロイヤルミルクティーのかき氷」
販売期間:2025年6月1日(日)~9月30日(火)
販売場所:京王プラザホテル3階<カクテル&ティーラウンジ>
営業時間:10:00~21:00(ラストオーダー20:30)
価格:4000円(コーヒーまたは紅茶のドリンクセット)/2900円(単品)
※本文中の価格は全てサービス料・税金込
※季節・数量限定
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参考リンク:京王プラザホテル
執筆・撮影:編集部
(c) Tokyo Time